人事給与システムリプレイスの難しさ・・・壱

人事給与システムリプレイスはなぜ難しいか・・・

零でも触れた1点目を述べていこうと思います。

 

【新システムでの運用を検討せずにシステム導入】

これは中々難しい問題なのですが、システム導入って何のためにするのかが

ぼやけてしまうのが原因だと思ってます。

というのもシステムを操作している担当者から実務とシステムが合ってこなくなった!

だから業務を見直すと同時にシステムリプレイスもしたい!!!とボトムアップ

そこそこの権力持った上司へ提案するケースってなかなかないと思います。

で上司も「ほう!!!そうなのね。よし行け!責任は取ったるで!!!」

なんて夢のまた夢のやり取りですよ。。。

 

たいていは今使ってるシステムのサポートが終了しそうな時を見計らったかのように

「今ご使用されているシステムより使いやすいものをリリースします!」と営業さんが

言いに来るケースがまだまだ多い気がします(多少偏見が入ってます)

 

ということで本来業務フローをスリム化、自動化を目的にシステムをリプレイスするはずが、サポート終了するからシステムリプレイスとトリガーがすり替わってしまうケースが残念ながら多いです。

ベンダー側の売りたい意識と業務の改善をしたいユーザー側でベクトルが異なってしまう悲しいパターンです。

そのためサポート終了するからシステムリプレイスの話になりそうな場合は

一歩引いた視点から、業務フローは変えなくていいのか、何か無駄な部分はないかを考えると本来の目的がぼやけることは防げるかと思います。