人事給与システムリプレイスの難しさ・・・壱

人事給与システムリプレイスはなぜ難しいか・・・

零でも触れた1点目を述べていこうと思います。

 

【新システムでの運用を検討せずにシステム導入】

これは中々難しい問題なのですが、システム導入って何のためにするのかが

ぼやけてしまうのが原因だと思ってます。

というのもシステムを操作している担当者から実務とシステムが合ってこなくなった!

だから業務を見直すと同時にシステムリプレイスもしたい!!!とボトムアップ

そこそこの権力持った上司へ提案するケースってなかなかないと思います。

で上司も「ほう!!!そうなのね。よし行け!責任は取ったるで!!!」

なんて夢のまた夢のやり取りですよ。。。

 

たいていは今使ってるシステムのサポートが終了しそうな時を見計らったかのように

「今ご使用されているシステムより使いやすいものをリリースします!」と営業さんが

言いに来るケースがまだまだ多い気がします(多少偏見が入ってます)

 

ということで本来業務フローをスリム化、自動化を目的にシステムをリプレイスするはずが、サポート終了するからシステムリプレイスとトリガーがすり替わってしまうケースが残念ながら多いです。

ベンダー側の売りたい意識と業務の改善をしたいユーザー側でベクトルが異なってしまう悲しいパターンです。

そのためサポート終了するからシステムリプレイスの話になりそうな場合は

一歩引いた視点から、業務フローは変えなくていいのか、何か無駄な部分はないかを考えると本来の目的がぼやけることは防げるかと思います。

人事給与システムリプレイスの難しさ・・・零

さて、平成の世も終わろうとしている昨今。

元号対応されているエンジニアの方々ホントお疲れ様です)

人事給与システムのリプレイスを命じられたあなた。。。

 

人事給与システムだけでなく経理システム等のバックオフィス業務のシステムリプレイスに共通するのは非常に失敗しやすいということです。

※失敗の定義も色々ありますが、主に展開後敗北感にまみれたり

 これやってなかった~とか想定してたよりうまく稼働してくれないとかです

ちなみにシステムリプレイスや導入のプロジェクトの成功したと回答した会社は

このIoT時代でもまだ約5割だとか・・・ 

 

アダも何社か経験してバックオフィス系のシステムで失敗する大きな理由は

主に3点だと思ってます。

(逆にこの3点を抑えれば大失敗は避けられると考えてます)

1.新システムでの運用を検討せずにシステム導入

2.通常の業務と兼務でプロジェクト推進

3.上司や役員クラス(とっても強い権限を持ってる人)が無関心

 

時系列で記載しましたが、

インパクトの順で行くと2→1→3の順だと思います。

(会社の規模によっても異なってくるのでアダの独断と偏見です)

なぜこの3点が失敗する理由なのかを解説していきたいと思います。

次回に。。。

初!ブログ

30代にして初めてブログ書いてみました。

元々人事給与系のSEとして社会人デビューし、それなりの修羅場をくぐり、

月平均100時間overの残業経験を経て落ち着いた環境で仕事がしたいと思い

総務人事の世界へ飛び込みました。

そこで思ったのが思ったよりITを利用しきれていないなとか

システム導入があまりうまくいっていないなと感じました。

また今年は今の職場で激動の年になることがわかっているので

自分のやってきたことを記録していく意味もあり

ブログをやってみようと思いました。

 さて早速ですが突然あなたの上司やちょっとお偉い方に呼ばれて、

「今年中に人事給与システム入替やって(^▽^)」と言われたらどうしますか?

3択で選ぶとしたら下記になるかと思います。

  • (色々な)覚悟を決めて「はい」か「Yes」か「イエッサー」と答える
  • 異動届を上司に提出する
  • 転職活動を始める

普通のサラリーマンならイエッサーだと思います。

※アダは迷うことなく異動届or転職です。

勇気あるイエッサーと答えた方にその後の進め方の一例を次回から

記載していければと思います。